7月の「清水克衛が選ぶ3冊!」3冊目『驢鞍橋講話』 [4804612942] :
読書のすすめ    カートを見る      

7月の「清水克衛が選ぶ3冊!」3冊目『驢鞍橋講話』

3,348円

大森曹玄著◆ここ最近、清水店長が、肌身離さず、一気に3回読んで大絶賛の名著であり、最近の清水店長が「ある本」としてご紹介していた本の1冊が、こちらの『驢鞍橋講話―鈴木正三・仁王禅の真髄』です。とにかく、「心を強くせよ!」というエネルギーに満ちたお話が満載のタテ糸名著本です。この本は、鈴木正三という戦国時代に大活躍した武士であり、禅も極めた人物が書いた名著『驢鞍橋』を、こちらの剣と禅の達人である大森曹玄氏が解説している、すごい本です。鈴木正三氏は、4歳の時に友人の死を経験し、そこから死とは何か?を考え続けて、戦国時代の戦も経験し、禅と出会うことで、築き上げた思想を集大成したのが、『驢鞍橋』なのですが、四六時中仁王様のように、何もマイナスなものを寄せ付けない強い心を作れ!という力強い言葉が、沢山書かれています。いつも気で満ちた自分でいるための、今お読みいただきたい、本物の名著です。以下、清水店長のブログの紹介文もお読みください。→「ある本(=こちらの『驢鞍橋講話』)に下記のようなことが書かれていた。→「人間には何か一つは取り柄というものがある。誰かが頭山満翁に「先生、あの男は、こういう男です」と、他人の欠点を忠告すると、「あの男にも十のうちの一つ位よいところがある、わしは、そのよいところとつきあっているのじゃ」こう言われた。九分の悪いところは、おれは相手にしていない、おれは十分の一のいいところとつき合っているのだ、こういわれたのである。これも似た話だけれども、頭山家の二階の一部屋に、西郷南洲翁の「雲従竜(くもりゅうにしたがう)」という三字の額がかけてあった。書家の横山天啓先生がそれを見て、「あれは偽物だね。頭山翁ともあろう人が偽物をかけておくと恥ずかしいから、君、何かの場合に忠告した方がいいよ」と言われた。私もまだ二十代だったので、恐いもの知らずで、ある時、頭山翁に、「先生、この南洲翁の額は、本物でしょうか」と尋ねたら、頭山翁は澄ました顔して、「おー、あれはなァ、南洲翁がお家流を稽古した頃の字じゃ、ホッホ!」「へえー、南洲翁がお家流を稽古したことがあるのですか」というと、翁何も言わずに、「ホ、ホ、ホ、ホ」と例の独特の笑いをされた。しまったと思って、「これは偽物ではないのでしょうか」と、重ねて言ったら、「わしは南洲はかけておらぬ。これは杉山茂丸が持って来たもので、杉山の心をかけておる」と言われた。サーっと一太刀、真っ向から浴びせられたような気がして恥ずかしかった。頭山翁は、くれた人の心をかけて、南洲の本物であろうと、偽物であろうと、それは問わない。私が「偽物では?」と言ったものだから、「南洲のお家流を稽古していた時の書じゃ」と。その時に引き下がっておけばよかったけれども、「ああ、そうですか。南洲翁はお家流を稽古したのですか。そういう時があったのですか」と根掘り葉掘り聞くものだから、いい恥をかいてしまった。そのように、その人の持つ悪い点とはつき合わないで、よい点だけとつき合っているということは、他人のよいところだけしか見ていないのである。私もそういうふうになりたいと思うけれども、なかなかなれない。どうしても相手の長所より欠点の方が先に目につく。情けないものである。人の書を見ても、悪い方ばかりが目につく。よい方は、よほどズバ抜けたのでないと目につかない。」『驢鞍橋講話』より これにはぼくも似たような覚えがあり、穴を掘ってでも入りたい恥と猛省とで 心が痛くなった。.人間の習性か?どうしても悪しき方に目が付く。だから、一と立ちあれば、一度反対側をみてから深く判断してみる価値ありだ。」清水店長ブログ「雲従竜?」より

カートに入れる:

  • モデル: 4804612942


読書普及協会