7月の「清水克衛が選ぶ3冊!」1冊目『あわいの力』 [4903908496] :
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7月の「清水克衛が選ぶ3冊!」1冊目『あわいの力』

1,836円

安田登著◆最近、ニュースなどで、60万人くらいの「中高年の引きこもり」がいるという報道がありました。どうして、そうなってしまうのか?働き盛りでも精神的な病気になってしまう方もいる中で、いい本がないか探していた所、清水店長が見つけた3冊のうちの1冊目が、こちらの『あわいの力』です。副題は、「心の時代の次を生きる」となっています。能楽師の安田登氏が書かれた本で、「古代文字を調べていくと、心にあたる文字がない」という衝撃的なことが書かれていました。それから、何百年か経って、心にあたる言葉が出てきて、その「心」という文字が使われるようになってから、悩みが生じて、キリスト、釈迦、孔子生まれてきたということも書かれていますが、逆に、「心」という文字がなかった時代は、あまり悩む人も少なかったということです、「心」という概念が出来てきたために、芸術や文化が発展したことは事実ですが、あまりにも発展しすぎたために、身体を使わなくなってしまい行き詰まりが生じているんですね。そこで、心という概念を越えるものを持つ提案がこの本の鍵になります。キーワードは、書名にもなっている「あわい」です。あわいとは、「自己と他者、異界と現実界、時間と空間など、ふたつのものが出会う界隈。人は身体という「あわい」を通して外の世界とつながる。」と書かれていますが、身体感覚を思い出し、あわいの力を呼び戻すためのヒントが書かれた、今必読の1冊です!<目次より>・はじめに・第一章 「ワキ」というあわいの存在・第二章 優雅な復讐のメタファー・第三章 欠落とともに生まれて・第四章 能を生んだ漂白の民・第五章 あわいの真髄 ―― 一瞬一瞬の「今」を生きる・第六章 甲骨文字から「心」の誕生に迫る・第七章 「心」がなかった時代の内蔵感覚・第八章 無限と有限をつなぐ「あわい」・第九章 見えないものを見る力・第十章 「あわいの力」を取り戻す・あとがき

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