【読書普及協会メルマガより】新復興論---復興なんて中退してしまえ [4907188269] :
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【読書普及協会メルマガより】新復興論---復興なんて中退してしまえ

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【NPO法人読書普及協会メルマガより、福島在住理事藤田大氏オススメ】小松理虔著 ◆福島県いわき市小名浜に「小松理虔」という男がいる。 この地で生まれ、上京して大学を卒業後マスメディアの仕事につき、 中国でも何年か仕事をしていてニーハオ感も持ち合わせている。 彼と知り合ったのは2013年だっただろうか。 津波と風評被害でガタガタになったいわき市永崎地区に 工場と店舗を構える「貴千(きせん)」というかまぼこ屋の営業として働いていた。 出会った時から、彼は物事を人とは違う視点で捉える「面白い男」だった。 それを象徴するのが「かまぼこエアコン事件」だ。 かまぼこ屋の店舗にあるエアコンをピンクのカッティングシートやらを駆使して、 まるでかまぼこに仕立ててしまった。 その仕上がりは、ワサビ醤油をつけて日本酒でも一杯やりたくなるほど。 興味が湧いた方は「かまぼこエアコン」で検索して見てほしい。 そう、彼は何にでも「面白さ」をくっつける天才といってもいい。 そりゃー俺と気が合うわな(笑) そしてこの本の出版元である「ゲンロン社」の代表を務める東浩紀は、 2013年7月に私が富岡町を案内していて、それがきっかけで 「福島第一原発観光地化計画」なる本を出版している、 これまた変わった男だ。 ゲンロン社は”地元の現状を小松氏の目線で書いてほしい“とwebの連載原稿を依頼し、 それはしばらく続いた。 私も小松氏から依頼を受け、富岡町について書いたことがある。 まぁそれらを加筆修正してまとめたのがこの一冊「新復興論」ってわけだ。 皆さんは「復興」と聞いて何を思い浮かべるだろうか。 東日本大震災と原子力発電所の事故から7年半、巨額の国費を投じて行われてきた国による復興。 批判されることが多いけれど、批判によって何か生まれるだろうか。 答えはNOだと断言する。 震災後、国の役人達ともたくさん会ってきた。 ぶっ飛ばしたくなる奴もいれば、本当に真剣にこの地の未来を考え、 できる限りの努力を続けている人もいる。 行政も「復興とは何か」について答えを持っていないのだ。 東日本大震災後、各地で大きな災害が起きているが、 福島は原発事故が伴ってしまったが故に時間が経っても「ややこしさ」が残り、 人々の心と地域経済を苦しめている。 オリンピックを控えて、国は世界各国に 「原発事故から見事に復活した日本」をアピールしなければならない。 そのために今、できる限りのことをしているがオリンピックが終わるとともに、 福島の復興はもう終わりました♪ってことになっていくだろう。 理不尽さは残るが「復興」という狼煙にすがることはできなくなる。 小松氏はそんな現状を嫌という程、見続けながら独自の視点で地域活動を続けてきた。 「小松理虔 海」と検索してもらうと 「私が伝えたい小松氏」に近い情報が出てくるので試して見てほしい。 地元で走り続けてきた男だからこその視点と試行、そしてやっちゃったからこその考察。 彼は間違いなく5%の男だ。 小松氏はこの本で「復興とは地域づくりだ」と言っている。 震災に関係なく「地域づくり」は行われるべきものだと言っている。 その通りだ。 視点を少し変えるだけで、可能性が生まれることを改めて気づかされた。 今、小松氏も交えた新たなチームで、新たな取り組みがスタートした。 地域づくりのヴィジョンを市民で考え、 本当の意味での地域づくりを市民側から行政を巻き込んで行こうというものだ。 何が起きるか、久々にワクワクしている。

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