バカになったか、日本人 [4087456387] :
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バカになったか、日本人

562円

なぜ今ココがあるのか? どうして、こうなっているのか? いま、食べ物があふれている日本は、約70年前、 戦争に敗れた日本人が「腹いっぱい飯が食いてー!」 という単純な叫びと願いがあってそれが達成された。 しかし、いまの日本人はその恩恵に乗っているだけで、 自ら日本という社会を良くしようとは、積極的には考えないようになっている。 しかたない。平成という時代に生まれた人達は、もう30歳になる。 この方たちは、生まれながらに食べ物が溢れていて、 生命の危機にはそう簡単に出会えない。いや、昭和生まれのぼくだってそうだ。 人間は逆境に遭あえばあうほど賢くなる不思議な動物といっていい。 安心、安楽は逆に人間らしさを無くしている結論づけてもいいのかもしれない。 【バカになったか、日本人】 橋本治著 この本、ぜひとも読んでいただきたい。 最近強く思うのは、近々現代史を学んで知るべきだと。 なぜ、消費税が上がるのか?なぜ原発の事故が起こったのに みなもう忘れてしまったのか? なぜ、北朝鮮や中国や韓国は日本を嫌いなのか? 今ココ、なぜこのような矛盾に似た現象が起きたのか? 考えてみるきっかけになる本がこれだ。池上さんに聞く前に これは読んでおこうよ。(笑) 下記に本文から一部ご紹介しよう。 『2001年の四月に小泉純一郎が自民党総裁になって、「郵政民営化」と「改革」が大きく主張されるようになった。バブルがはじけて以降、日本は不景気だったから、与党の中から出てきた「改革」の声を上げる人に対して、国民の支持は集まった。小泉純一郎は「私が自民党をぶっ壊す」とまで言ったけれど、一時的に「小泉自民党」であったものは、その以前の自民党とそう変わらなかったし、「景気を良くする」につながるものではないかと思いこまされていた「改革」も、なんだかへんな方向に行った。 「景気を良くする」は「ある特定の人間達だけが金持ちになる」のとは違うはずのことだけど経済の質が変わって「金で金を買う」というのが経済の主力のようにもなってしまったので、「景気をよくする」と「ある特定の人間達だけが金持ちになる」というのがイコールになってしまった。昔の経済のあり方は構造上行き詰まって、だからこそ「不景気からの脱出」が起こりにくくて、経済と言えば「投資」ということになってしまった。 おじさん達は「額に汗して働かずして金を得るのは何事!」と嘆いたけれど、それを「古い」と笑う東大出の気の利いた兄ちゃん達は、「投資で金儲けが出来ないのはバカだ」とでもいうような羽振りの良さを見せた。それが「小泉改革」の時代でもあった。小泉自民党のピークは、「郵政解散」と言われた2005年九月の総選挙で圧勝した時で政界を去った。実のところ「政界のゴタゴタ」はここいら辺からはっきりして、金儲け経済の方も雲行きが怪しくなる。』 【代表的日本人】をぜひとも読んでいただきたい。 これを読めば、人が真に生きるとは何か?という問いに 自分なりの答えを得ることになるだろう。それを考えてみれば、 「景気を良くする」と「生きる」という大切な行為は、無関係であると 確信するにいたるだろう。そう期待してみるが、実際のところ 縦糸系の本を読む人口は極めて少ない。 本当は2011年3月11日に、日本が本当の意味で 先進国になる機会があった。しかし、そういう方向に残念ながら 向かうことを逸してしまったと感じる。 経済成長よりもっと数段上位にある確かなモノに気付かなければならない。 3・11のことを思い出そう。謙虚に確かに人間が生ききれるとすれば、 「いまの日本人はバカになった」という現実は確かなことではないだろうか?

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