ぞうきん---最後は弱い者が残る [4344023314] :
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ぞうきん---最後は弱い者が残る

926円

河野進著◆【「社会」のない国、日本】を読んでえらく心動かされた。 そのバイブレーションはいまだに止まないでいる。 私たちは、国家という道具より、祖先から面々と紡がれてきた 「社会」という場をより良くしていかねばならない。 そう考えていたとき、この詩集に出会った。運命かもしれない。 【クリスマス・キャロル】もそうだが、 今現在の私たちが住む日本に、まさかの「格差社会」 という言葉が現われている。昭和生まれのぼくには 信じられない事態だといっていい。その「格差」という 言葉から、多くの人が劣等感なり、自信喪失をしているのでは ないだろうか。そんな比較なんてどうでもいいことなのだろうが、 本来「情」に篤いはずの社会がなくなりつつある日本という国は、 もう一度、思い出さなければならない大切なことがある。 いくつかその詩を下記にご紹介しよう。 「どんな不幸を吸っても はく息は感謝でありますように すべては恵みの呼吸ですから」 「街路で車は追い越しだけをあせっている 田畑で増収穫だけあせっている 企業は製品売り込みだけをあせっている 労働者は高賃金だけをあせっている わが子の名門校入学だけをあせっている わが家の生活の安定だけをあせっている 大国は軍備の拡充だけをあせっている すでに世界は心のない砂漠に化しつつある」 そして、「使命」という題の詩がある。 「まっ黒いぞうきん 顔はふけない まっ白いハンカチ 足はふけない 用途がちがうだけ 使命のとおとさに変わりがない ハンカチよ たかぶるな ぞうきんよ ひがむな」 「格差社会」などという言葉は、人間が幸せに生きていくことに なんら関係はない。「人より楽をしたほうがいい」という どこかの誰かが吹き込んだニンジンでしかない。 そんな目の前にぶらさげられたニンジンに飛びついていては、 くだらないどうでもいいモノにたかぶらされることになってしまう。 この本は小さな本だ。ポケットにバッグにいつも入れておこう。 フッと心が弱っていると感じた時に、すぐにページが開けるように。 この本の副題にあるように、 「最後は弱い者が残る」のは、歴史がすでに証明しているところでもある。 だからひがむな!そして、「君、気持ちを大きくもとう」!!!

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