中村天風と植芝盛平気の確立---氣の発散を身につけようぜ! [4492041178] :
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中村天風と植芝盛平気の確立---氣の発散を身につけようぜ!

1,728円

藤平光一著◆西洋思想はもう終わっていると、近頃はよく叫んでいます。 日本人がそもそも東洋思想で心を練り上げてきたにもかかわらず、 その心を捨ててきてしまった結果、いま色々な解決が難しい問題に いきついているから、西洋思想は思ったと言っているのです。 西洋思想のお陰で、たくさんのモノが便利になったのは事実ですが、 心の問題をコロッとどこかにおいてきてしまってようです。 東洋思想で一番に考えなきゃいけないことは「氣」の概念では ないでしょうか。「氣」とは、そもそも怪しいスピリチュアルでは 決してなく、自在する確かなモノであったのです。 目に見えないモノを非科学的だと思い込まされたのが 西洋思想なのかもしれません。 「氣」の概念が薄いから「元氣」とか「勇氣」が足りない日本人が 増えているのではないでしょうか。氣の概念を早急に取り戻すべき だと考えます。 藤平光一著 【 中村天風と植芝盛平気の確立 】 1999年に発売されたこちらの本、まだまだ絶版にならずに 存在してくれるこのことこそ本物の内容である証でしょう。 著者の藤平光一氏は、唯一、合氣道の開祖、 植芝盛平氏とご存知中村天風氏の両方に師事した貴重な経験の 体験者です。 植芝盛平氏は、天才すぎて話が難解だったと言われています。 茶道の吉田晋彩先生もお若い頃、植芝氏に合氣道を教わった そうですが、そうおっしゃっておりました。 天風氏のほうは、その著書はたくさん出ているので、心の置き所が いかに大切なのかは理会しやすいですよね。 ただ、植芝氏と天風氏と実際に親しくして、側におられた著者の お話しはまた違った妙で、「氣」についてとってもよくわかります。 下記に一部ご紹介しましょうかね。 「昭和二十年(1945年)八月の敗戦により日本にやってきた占領軍は、 日本伝統の心の文化を破壊し、物資中心のアメリカ主義を強力に 持ち込んできた。 早い話が、日本はこの物資に負けたわけだ。食うや食わずになった 日本人は、必死になってこの物資の道を求め続けた。その結果、 大切な心の問題を忘れてしまったのだ。 教育にしても、私が戦地から帰ってきたころには学校で先生が、 「おまえたちの父親は軍国主義だった。だから言うことを聞いては いけない」などと教育していた。 もちろんそれは間違っていると思った人もいただろう。しかし、 世の中のすべてが変わった時代である。心ある人でさえ、 口をつぐんで黙らざるをえなかったのだ。 親たちもまた、きちんとした家庭教育ができなくなった。 その子供たちが大人になり、今の子供たちの親となったわけだから、 今さら子供たちを責められた義理ではない。心の問題など、 忘れられているのは当たり前のことなのだ。今の子供が悪いというのなら、 悪くしたのは大人たちなのである。 もともと日本では、天地を通じ、心の問題を真摯にとらえていた。 子供は勝手につくれるものではないし、神からの預かりもの、 天地からの預かりものである、そう考えたから、大切に育てられた。 ここでいう大切とは、過保護のことではない。 預かった命だから、どこへ出しても恥ずかしくないように育てる ということだ。つまりそこには、厳しい躾もあったし、生きていくうえでの 心構えのようなものもあった。 ところが戦後は、浅薄な科学万能主義に陥り、命など物資としか 考えないようになってしまったのだ。 当然、人間の値打ちも粗末にされる。親からすれば、またつくればいいんだと、 子供からすれば、生まれてきてやったんだと、恐ろしいことを平氣で 言うようになる。 中略 だが、戦後間もない時代に心の問題を語るというのは、まったくの異色だった。 特に天風先生の場合はそうで、せっかく素晴らしいことを語っているのに、 耳を傾けようとする人がほとんどいない。 しかし、優れたものはどんな時代でもすぐれている。 あのGHQの中にも天風先生の信奉者がいたことは、 その証拠と言えるだろう。 それは、逆にアメリカが心の問題に氣がついたということでもある。 そういう下地があったからこそ、私がハワイへ行って合氣道を広めた際にも、 受け入れられることができたのである。 「心が身体を動かす」と言って、合氣道が広まった。 アメリカが逆に心を求めていたということである。 当時は日本の経済力もどん底で、日本の政治家たちもハワイで ドル集めをしていた。国のトップがそんな姿なら、とても尊敬できるはずがない。 しかし実際に戦争で戦ったアメリカ人は、そういうみじめな姿になる 前の日本人に、心の問題を見たのだ。 あの時代、天風会はまったく無視された。 東京ではあまり人が集まらないため、私の田舎で二回も講習会を開いた。 沼津でも講習会を開いた。もしも天風先生がひっぱりだこの状態ならば、 そんな暇などなかったに違いない。 私のおじが、「天風先生みたいな偉い先生がここへくるわけないじゃないか」 と言ったのも、当たり前の話だったのである。 戦前ならば、とても地方で話を聞けるような人ではなかったのだから。 中略 幸い、少しずつではあるが、天風先生の教えに賛同する者も増えていき、 天風先生が亡くなるころにはだいぶ復活していた。今ほどではないが、 企業の経営者や一般の人々が、心の大切さに氣づきはじめ、 足を運びはじめたのだ。 日本は経済復興を遂げることができた。しかし、復興させたのは誰なのか? 戦後育ちの今の四十代、五十代の経済人は、いくら自分で復興したような顔を したところで、しょせんは便乗したにすぎない。 自分の力でやったわけではないから、不景氣になるとどうしようもなくなる。 すぐに自信を失って、自殺したりする経済者さえいる。 しかし、経済復興を成し遂げた私たちの世代の人間ならば、 たとえ生活レベルが半分に落ちたところで驚きはしない。終戦直後は もっとひどかったからだ。それを経験しているから、 贅沢などしてはいられないとも思う。 中略 必死になって、一からはい上がればまだまだいくらでもできることがある。 それができないのは、心が、考え方が変わらないからである。 要するに心を忘れれば、人間としての反応が欠落してしまうのだ。 その欠落した状態が今の日本人であり、それを治すためには 心と身体を統一し、天地の理にかなうようにする以外、方法はないのである。」 いかがでしょう? ドクスメにもまったく「氣」が出ていない方に出会うことがよくあります。 私自身も二日酔いの後は、まったく「氣」が出ていません。(笑) 「氣」の概念がないと、頭ばかりを使って考えるのだから、 答えはいつも二元論の短絡的な判断しか出来ないのです。 一刻も早く、元氣と勇氣を溌剌と発散する人材が多くなることが 重要だと考えます。 先程、ニューズで就職活動をする若者たちが映されていましたが、 まったく氣が出ていない様子でした。 「運」の良し悪しは、よい氣が出ている人です。 肚に氣をためて肚でモノを考える人です。氣の確立が急務です。 この本で、氣の発散を身につけましょうぜ!!!

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