「善人」のやめ方---「世間」を馬鹿にすべき [4041102831] :
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「善人」のやめ方---「世間」を馬鹿にすべき

823円

ひろさちや著◆最近の世の中は、道徳だとかをふりかざす善人が人の生き方に 制約を与え、個という個性が発揮しづらくなって、生きにくい世の中に なってはいないだろうか。 ぼくは喫煙するのですが、副流煙ってなことが騒がれるので、 とっても生きずらい。 不登校?いいじゃないかいかなくったって。 暴力?いいじゃないか、いじめにあったら仕返ししちゃえ! 苦しんで自殺してしまうほどなら、暴力で生き延びなきゃ。 いまどきの「善人」であること、他人にそう思ってもらうことで、 本来、無限の可能性を持っているモノを、くだらない世間の常識 とやらで制限されている。稚拙善人なんてくそくらえだ! ひろさちやさんの文章は相変わらず刺激的♪ 「わたしたちはみんな世間に騙されています。 その最たる例が原子力発電の事故です。あの事故のあと、 原子力発電の「安全」を喧伝していた東京電力が悪いとか、 自民党の政治家が悪い、いや悪いのはお抱え科学者だ、 というふうに「犯人」捜しが行なわれましたが、なに悪者は「世間」なんです。 わたしたちはみんな、世間に騙されているのです。 でも、勘違いしないでください。 われわれが世間に騙されていたといっても、それでわれわれが 無罪放免になるわけではありません。われわれが被害者で、 加害者である世間を糾弾すればそれですむ。 そんな単純な話ではないのです。 じつは、世間というものはわれわれ自身なんです。 わたしたちが寄ってたかって「世間」といった怪物をつくって、 その怪物に人々を騙すという仕事をさせているのです。 怪物は、わたしたちの命令通りに、忠実に人々を騙す仕事をやって くれています。だから、いま現在も、わたしたちは世間に 騙し続けられているのです。 それが証拠に、あの東日本大震災以後も、われわれは「世間」に 騙され続けているではありませんか。 「がんばろう、日本」のスローガンは、完全な騙しです。いくらがんばっても、 日本の経済が立ち直るはずがありません。 ならば、われわれは、ゆったり、のんびり、ほどほどに生きればいいのです。 でも、それだと「世間」という怪物が干上がってしまいますから、 われわれを騙しにかかります。 「がんばろう!日本」 「原子力発電は絶対に必要だ。安全性を高めつつ原子力発電を 利用せねばならない」 「消費税の税率を上げねばならない!」 さまざまな騙しのテクニックが使われています。 そんな騙しに引っ掛からないためにはどうすればよいか・・・・・? それには「世間」を馬鹿にすべきです。 その「世間」を馬鹿にするための「哲学」を論じたのが本書です。 読者よ、いい加減に目を覚ましてください。」 マスコミに踊らされて、みんな評論家に成り下がる。 すごく絶賛していたと思ったら「決められない知事」なんて 言い出すのだからこわいこわい。 新大関だって次の場所で負けがこんだら、今度はみんな落伍者の ように言うのだろう。こわいこわい。 こんな「世間」という怪物に義理立てて、「善人」でいる価値が どこにあるのだろう。逆のものさしを持て!と叫びたくなる理由は これなんです。(笑) そういえば、執行草舟氏との共著【魂の燃焼へ】の中に 下記のようなくだりがありましたっけ。 清水「結局、学校教育って小市民をつくるためのものなんですか?」 執行「そうです。全国民を一致団結させて戦争をやらせる、 そのために生まれたのが義務教育だから。義務教育というものは、 もともと帝国主義思想の残滓なんです。全面戦争を準備する思想から 生まれたんです。この思想が、いまだったら経済成長に 使われているわけです。国民を働かせて経済を回すために、 いまの義務教育はある。そのためには、全員が小市民じゃなきゃだめなんだ。 上からほめられたい人、ちょっと勲章でもやると喜ぶ人間ばかりつくる 必要がある。まあ、小市民ってのは、 みんなそこそこ「いい人」ではあるけどね。」 清水「いい人って気持ち悪くないですか?なんでだろう。」 執行「たぶん、人間として沈黙がないからじゃないかな。 いい人やってれば、苦しみもないし、葛藤もない。矛盾がない。」 清水「ああ、だからか。うちはよくセミナーとかに出向いて、 本を売ったりするんですけど、お客さんを眺めてるとみんないい人なんです。 それがなぜかわからないんですけど、すごく違和感を感じるときがあるんです。 それは、執行さんのおっしゃる沈黙がないからだと思う。」 執行「気持ち悪いよ、善人は。僕も大っ嫌いだ。 その点、清水さんのような「悪人」とは気が合うね(笑)。 清水「でもそういう人、多いですね。」 執行「いまは多い。また、そういう人が流行を追っかける「どミーハー」であり、 国家の思うままになる小市民であり、戦後の似非民主主義の体現者なわけ。 だからいまは、国家統制力がテレビになっちゃったわけですよ。 僕はマスコミのその姿を「笑顔のファシズム」って言っているけど、 笑顔だからこそ怖いんだ。ファシズムなら、金正恩みたいに、 わかりやすい権力者がいたほうがいい。誰が悪いやつなのか、 ひと目でわかるからね。いまは、自分が命令されているとか、 自分が利用されているとか、自覚すらないんだから。」 清水「だから、さっきも言ったように、そういうのに踊らされないために、 読書が必要になってくるんですね。」 執行「そう。それにしても、清水さんと話していると実に面白い。 清水さんという人は非常に深いものに支えられている。何が深いかって、 さっき言った沈黙があるんです。こうして会話に出てくる言葉が、 ぜんぶ自分の人生体験にもとづいている。そういう人、 いまほとんどいないですよ。みんなどっかで聞いたようなことばっかり言う。 そして、そのことにさえ気づかないで喋っているんだ。でも、 清水さんには、それがぜんぜんないんですよ。言葉がすべて 「体験」から生まれていることがわかる。つまり、「悪人」。」 清水「恐縮です。」 執行「こうして話し合ってて、やっぱり読書がいちばん重要なんだと、 改めて思いますよ。清水さんって、ふつうのインタビューアーみたいに、 疑問や質問を「覚えてきました」って感じがまるでない。 自分の経験から言葉が出てきている。読書をしている人ってのは、 清水さんみたいに、自分の人生体験からいろんな疑問が出てくるんですよ。 いまのテレビに踊らされてる人間なんて、疑問持ってないじゃない。 自分こそが「正しい」と思っている。」 清水「そうかもしれませんね。」 執行「だから、僕がこうして何が言うと、「お前、頭おかしいんじゃないか」とか 言われる。疑問を持って何か言うほうが、かえっておかしいと 思われる世の中になってしまった。」 さあ!みなさんもぼくと同じ悪人になりましょうぜ!(笑)

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