日本二千六百年史----推定焚書本 [4901622349] :
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日本二千六百年史----推定焚書本

1,512円

大川周明著◆先日、お若い男性諸氏が5・6人、 どどっとドクスメに入って来られました。 きっとスーツを着て、未来への希望なのでしょう、 目がキラキラしておりました。あまりにも感じのいい若者たちでしたので、 声をかけてみると「どういう本を読んだらいいでしょう」 と問われるので「やっぱり縦糸の読書がいいでしょう」 とお答えしました。 時代が変わっても変わらない本、たとえば禅に関する本、 そして、活きた歴史に関する本などをオススメしました。 活きた歴史というのは、本に登場する人物の喜怒哀楽が 感じられる歴史本のことです。特に稗史に関するものは、 啓発本などよりも、真に肚の底から、やる気、勇気が湧き出てくるものです。 いざ!という時に素早い決断力や実行力が必要です。 いくら論理的な手法を知ってはいても、そんな時に「絵に描いた餅」に なってしまってはなんにもなりません。 斎藤一人さんからオススメいただいた「俄 上下巻」や 「田中清玄自伝」や「少年日本史」などは、読んでいるとその登場人物の 涙やくやしさ、そこに確かに存在した、ヒーローではない、 一個人の人間臭さを感じられるとき、己の損得しか考えていない ケツの穴の小ささに気づくことができ、そこから何かしら大いなるパワーが みなぎって来ることを感じられたらしめたもんです。 そんなことを考えていたら、ドクスメスタッフ小川選手に 「大川周明」という人物の存在を教えたもらいました。 さっそく読んでみると、これがまた驚く内容に血がたぎりました。 こちらの本は、戦前、1939年に発売となり、 当時発売されるとすぐに数十万部の大ベストセラーと なったそうです。 しかし、その内容が正直すぎて、多くの箇所を当局から 黒く塗りつぶされてしまったようです。 こちらの本は、2008年に出版されたものですが、 その黒く塗りつぶされてしまった箇所をとっぱらって、 原書のままの復活本です。実に興味深い本なのです。 この本の「序」には下記のようなことが書かれております。 『 ヘカイトス、ヘロドツス、ツキヂデスの三人は、西洋史の 鼻祖と呼ばるる古代希瞼の三大歴史家である。 此等の歴史家は、約半世紀づつ隔てて世に出でたが、 それぞれ歴史に就て下の如く言つたと伝えられる。 先づ西紀前五百年代に出でたるヘカイトスは、歴史を以て 過去の知識を現在に伝へるものとした。 次で西紀前四百五十年代のヘロドツスは、 歴史とは過去によつて現在を説明するものとした。 最後に世紀前四百年代のツキヂデスは、歴史は過去・現在より推して 未来を察知すべきものとした。 即ちヘカイトスは歴史の重点を過去に置き、ヘロドツスは之を現在に置き、 ツキヂデスは之を未来に置いたのである。 三者の主張には、敦れも一応の道理がある。 而も其の総てを綜合することによつて、歴史の全面目が 初めて完全に発揮されるであらう。  言ふまでもなく歴史は人類発展の径路を究めんとするものである。 然るに人類発展の径路は、人類に内在する生命の発現なるが故に、 一貫して綿々不断である。吾々は唯だ便宜のために過去・未来を区劃する。 而も現在は過去より生れて刻々過去となり、未来は現在に孕まれて刻々現在となる。 真個に実在するものは、滾々と不尽なる生命の流行だけである。 それ故に吾々は、恒に永遠の現在に生きて居る。 而して此の「現在」は其衷に無限の過去を宿し、 無窮の未来を孕む現在なるが故に、歴史もまた過去・現在・未来に関するもの、 一層詳細に言へば、過去によつて現在を説明し、 現在によつて未来を察知するものとせねばならぬ。 』 いかがでしょう。 戦前は、戦争に勝つんだという国民全体の”希望”があり、 戦後は経済復興という”希望”がこの日本にはありました。 しかし、現代はどうでしょう。日本人全体でそこに向かって行こうという ”希望”を見つけ出していると言えるでしょうか? 大川周明が言っているように、 「過去によつて現在を説明し、現在によつて未来を察知するものとせねばならぬ」 本当の活きた歴史を学ぶことは、未来を察知し、 希望を語ることなのではないでしょうか。 大川周明という人物は知れば知るほど面白いかたで、 いわゆる東京裁判にて、民間人では唯一A級戦犯となり、 その裁判に出廷したとき、パジャマ姿にスリッパで登場し、 ちょうど周明が座っていたところの前に東条英機が座っており、 後ろから東条の頭を突然ひっぱたいたという奇行をしたことでも 有名ですね。それゆえ、精神異常と判断され無罪釈放となってしまいました。 それが、本当に精神疾患だったのか、はたまた演技だったのかは、 噂になるところですが、真実は闇のままです。そこがいい!ですよね。 この本を読んでいると、自分の悩みなどが、どんどん小さく小さく 感じられるようになり、エネルギーが満ちてきます。 私なんかも、鎌倉時代の「もののふ」のところを読んでいるとき、 思わず「うおっおーーー!!!」と叫んでしまいました。 みなさんもこの本を読んで、ぜひ叫んでみてください。力が湧きますよ。 ただ他人に迷惑にならないようにお気をつけくださいね。(笑)

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