商売繁盛心得本 山岡鉄舟 剣禅話 [4813317272] :
読書のすすめ    カートを見る      

商売繁盛心得本 山岡鉄舟 剣禅話

1,080円

山岡鉄舟著・高野澄編訳◆最近、営業をする人もお店の店員さんも、その話し方・働き方に 違和感を持ってしまいます。 どこか嘘っぽい。 なにかしらのマニュアル通りなのか、どこかのコンサルタントに 言われた通りなのか。 先日も営業の電話を受けて「間に合ってますよ」と言うと、 さっきまでの話し方とうってかわって、とたんに声色が変わって 感じが悪い不愉快な口調に変わるんです。驚きました。 その時、斉藤和義の歌にこんなのがあったのを思い出しました。 「邪悪な人を見抜くには じっくり声を聞いてごらん 自慢する時の声と自信のない時の声は同じ 取り引きする時の声と嘘つく時は同じ」 マニュアル本やノウハウ本ばっかり読んでいると、 自分の個性をひた隠して、ロボット人間化になってしまっているんでしょう。 これじゃあ働くことにたいして面白いと思うはずがありません。 「一芸に秀でる者は多芸に通ず」 という言葉がありますが、下手なマニュアル本を読むより、 この本で学ぶほうがよっぽど仕事の極意をつかめるんじゃないでしょうか。 山岡鉄舟といえばみなさんご存知だと思います。 「幕末三舟」の一人として名を残し、武芸を学ぶ心をいつも 禅の考えの中に置いて、数々の政治的・人間的な矛盾に 相対し、解決をしてきた人物として有名ですよね。 下記に、この本の内容を象徴している文章があります。 読んでみてください。なるほど!と思いますよ。 「剣法の正伝に関して、これこそ極意だというものを考えてみても、 そこに特別の法があるわけではなく、つまりは敵の好むようにして いって勝を得るところに極意があるのだ。 敵の好むところとは何か。二つの剣が相対すれば、 そこには必ず相手を打とうとする気持ちがおこる。 そこで、自分のからだをすべて敵にまかせてしまうのだ。 そして、敵の好む瞬間がくるのを待って相手に勝つ、 これがほんとうの勝である。 たとえば、箱のなかにある品物を取り出すとしよう。 まず蓋を取り、それから箱の中をよく調べて、 品物がなんであるかを知るようなものだ。これがつまり 自然の勝なのであり、そのほかに特別の法はありえないわけである。 とはいうものの、この方法は、やさしいといえばはなはだ やさしいのであるが、むずかしいといえばまた実にむずかしく、 道を学ぶ者がただ一方的に容易なことだと思いこんでしまうのは よくないのである。 諸流の剣法を学んでいる者を見ると、この点がちがっている。 かれらは、敵に対すると、いきなり勝とうとする気を先に出してしまい、 ただただ血気にまかせて進んで勝つことを考えるのだが、 このような剣法を邪法というのである。 剣法の修業を右のようなやり方で行なっていると、 若くて血気さかんなうちならいくらかは上達したように 思われることがあっても、中年を過ぎたり病気にかかったりすると、 身体の自由はきかず、力は衰え、業に負けてしまい、 剣法を学んだことのない人にもかなわないようになってくる。 つまり、無益の力を費やすことになるわけである。 そのようになってしまうのは、邪法ということを反省してみないからだ。 道を学ぶ者は、この点を深く考えて修行鍛錬しなければならない。 つけ加えていっておくが、以上のことは単に剣法の極意にかぎらないのであり、 人間として世間に生きてゆくことのどれ一つをとっても、 この考え方をもってやっていくのでなければならない。 軍の陣にのぞむ、大政に参与する、外交に当たる、 教育宗教のことに従う、商工農作に従事するなどのような場合に、 すべてこの考え方をもって対すれば、不可能ということなどあり得ないであろう。 わたしが、「剣法の真理とは万物の根元をきわめるのと同じだ」と 主張しているのは、右の理由からである。 明治十五年一月十五日 山岡鉄太郎 誌」 いかがでしょうか。いまの商売は邪法に知らず知らず陥っていると 考えてみていただきたいと思うのであります。 取り引きする時の声と嘘つく時は同じでは、これからは 商売にならないと肝に銘じたいものです。 お安いビジネス書から卒業なさって、こちらの本から 商売繁盛の極意を学びましょうぜ。

カートに入れる:

  • モデル: 4813317272


読書普及協会