内村鑑三著「愛国心をめぐって--- 普遍の愛と個別の愛 」 [4902854237] :
読書のすすめ    カートを見る      

内村鑑三著「愛国心をめぐって--- 普遍の愛と個別の愛 」

2,700円

執行草舟先生は、 二元論を超越し真の人間観に立脚した 人物として「内村鑑三」をあげられている。 また、真の人間的民主主義を 学んだとも言われてます。 私も「代表的日本人」を読んで恐ろしく 感したのですが、さらにこの本に 出会って執行先生が内村鑑三に言われていることが確信となりました。 内村鑑三著 「愛国心をめぐって--- 普遍の愛と個別の愛 」 この本のあちこちに内村鑑三の情熱、 信念・確信がほとばしっています。 最近は日本人のことやその歴史について 語られる本や人が多くなりましたが、 この本に書かれていることは絶対に はずすわけにはいかないのではないのでしょうか? 「われらは日本人である。 神は日本国を要したもう。日本国なくして、 神の聖旨は完全に地上におこなわれない。 もし日本国が滅びるようなことがあれば、 人類の大不幸であり、神御自身の 大失望である。 神は一人の霊魂の滅びんことを欲したまわざるがごとくに、 それよりもはるかに、一国の滅びんことを 欲したまわない。日本国の代理を務むる 国は他にないのである。それゆえに、 神のために、世界人類のために、 日本国のために尽くさなければならない。 愛国心はまた、人が自分自身を救うために 必要である。人は単独で救わるるのでない。 彼の属する家族または国家または人類と 共に救わるるのである。 人に個人性と人類性とがあると同時に また国家性がある。彼は国家人たらざらん と欲するも得ない。 イエスは最良のイスラエル人でありしが ゆえに、人類の救い主でありたもうた。 クロンウェルは模範的の英国人であった。 ゆえに人類自由の進歩に貢献するところが 甚大であった。 われらもまた善良なる日本人たらずば、 善良なる世界人たり得ない。 愛国心を欠きたる人類愛は、偽りの 人類愛と称せざるを得ない。 真の愛国者は他国の権利を重んじ、 その発達を希望する。 神の定めたまいし範囲において、 各国がその発達を遂げて、神の聖旨が 世界におこなわるるに至るのである。」 この後、「日本の利益は米国の利益であり、 米国の名誉は日本の名誉である。この際、 正当に日本の権利を主張するは、 日本のみならず米国のためにも必要である。」 と、続くのですが、まさに今の日本にも ぴったりのお話ですよね。 またこう続きます。 「今の日本人に愛国心の欠乏するは 著しき事実である。今や日本人は 日本国が他国にはずかしめられたればとて 怒らない。彼らにとり最大問題は、 自分の生活問題または恋愛問題であって、 国家の存立または栄辱に関しては、 彼らは多く彼らの心を悩まさない。 対米問題が起こりて、世界における 日本の地位がはなはだ低くせられしと いえども、愛国心の本源たる帝国大学に おいてすら、その教授よりも、また 学生よりも、憤慨の声が揚がらなかった。 もし、かかる事が欧米いずれの国に 起こったとするも、第一に騒ぎ出すは 大学である。されども日本においては、 学者は国家問題について奮起するには あまりに、りこうである。 彼らは学位の影に隠れて、謹んで沈黙を守る。 いずれの問題にも意見を有する彼らも、 世界の公義または国家の栄辱問題に 関しては、大胆にその所信を発表するの 勇気を持たない。 その点において、欧米の学者は日本の 学者とは大いに異なる。近ごろ来朝せる、 病理学の泰斗アショフ氏のごとき、 大の日本人びいきなりしにかかわらず、 日本が信義にそむいて、ドイツに対して 宣戦せしや、全然日本人との関係を断ち、 その怒りは、再び日本の誠意を認むる まで解けざりしという。 そうして氏がドイツ学者中まれにみる 熱信のクリスチャンであることに、 われらは注意すべきである。 強く愛する者は強く憎む。 不実なる人に限って怒らない。 この際、米国に向かって怒らざる日本人は、 日本ならびに米国を愛せざる人である。」 いかがでっしょう? これもまさに今の日本にすごくあてはまってしまう 貴重な意見ではないでしょうか。 二元論を超越した真の人間観というものを 真剣に考える日本人が増える事が大事ですね。 わたくしもこの本を読んで大反省です。 がんばろうニッポン!!! こちらの本、年内在庫3冊です。ご希望の方はお早めに!

カートに入れる:

  • モデル: 4902854237


読書普及協会