東井義雄の言葉---こころの花がひらくとき [4800910646] :
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東井義雄の言葉---こころの花がひらくとき

1,296円

西村徹著◆私が中学生のの時の数学の先生は、 授業中に数学を教えることがほとんどありませんでした。 でも、私はこの先生のお陰で数学が大好きになり、 教えていただいていないにもかかわらず点数もいつも満点近い 成績でした。エッヘン!という自慢話をここでいいたいわけでは ありません。(笑) では、この先生は授業中何をしてたと思いますか? それが面白いんです。授業中に 石川啄木の詩についての解説なんです。 今でも思えているのは、 「怒る時、かならずひとつ鉢を割り. 九百九十九割りて死なまし 」 この詩についてあれこれと先生と解釈っこをするのです。 これが楽しくて啄木の「一握の砂」を全部暗記して先生を 驚かせてやろう!なんて考えていました。 授業中には数学をやらないのに、 家に帰ってから数学の勉強を自(お)ずからやってしまうんです。 クラス中みんな数学のテストは出来ていたと思います。 このように学問というやつは、 誰かにやらされるのではなく、自分からやる気を出せば かってにどこまででも勉強してしまうものですね。 このような事を考えると、 いまの学校の先生のお仕事はとっても大切なものです。 かつて子どもが自ずから学びに意欲が出てしまう教えを していた伝説の先生がおられたようです。 その先生の言葉が集められた本がこちらです。 この本の中には、 東井先生の言葉が満々と載っています。 ”ひらがな一字だって、私たちの祖先が 何代も何代もかかって生み出した遺産。 心をこめて遺産相続させてやりましょう。” これは大人の言った言葉でしょうかね。 こんなことを子どもにいってから国語の授業を したら、きっとやる気が違うでしょう。 教師を職にしている方はもちろん、 人を指導する立場の方にはどうしてもご一読いただきたいと 思う本です。

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