『光』--「最後のあり方」を知ると「生」が豊かになる [4334927622] :
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『光』--「最後のあり方」を知ると「生」が豊かになる

1,296円

土居伸光著 この本は「どんなことにも揺さぶられない心の自立」を テーマにした小説です。 喜多川泰さんの「母さんのコロッケ」を読まれた方には、 より深く染み入るお話です。 大親友の葬儀に参列した主人公の神田に、 後日、その娘さんからメールが届きます。 そこには、葬儀の間中、彼が不思議な微笑みを 絶やさなかった理由を教えて欲しいと書かれていました。 神田は、7年前妻を亡くし四十九日の済んだ時に、 誰にも話せない、言葉にも出来ない、 不思議な経験をしたことが、微笑みの原因であると 語り始めます。 神田は、その経験以来、世の中には 「本当の苦しみ」と「本当ではない苦しみ」があることを 知るとともに「心のフィルター」が、 どんなことにも揺さぶられない心を作れることを知るのです。 その「心のフィルター」とは、4つの考え方であると 書かれています。 1》偶然はない。人としての成長に必要なことはすべて必然。 2》未来の不安に生きない。今を生きる。 3》被害者意識を持たない。 4》自分の考えや価値観を掴まない、囚われない。 人間はいつまでも生きていると 大きな勘違いをしながら日々暮らしている。 それが「今を生きる」という最も大切なことを 人の目を曇らす最大の原因だ。 「死」を意識しない「生」は 外からの刺激(自分の思いどうりにならない出来事)に 出会うと、心が脆くも簡単に折れてしまうものだ。 「死」を強く意識してこそ、日々あらゆるものに感謝し、 人の優しさを受け入れ、自分も人も思いやる本当の優しさが 身につくものだと思います。 巷に溢れる「啓発本」といわれる本は、 どうしたら楽に生きれるかを説いている。 どうしたら楽に仕事ができるのか、 どうしたら楽に金もうけができるのか、 どうしたら楽に自分の望むものを手に入れることができるのか。 本当の「啓発本」は、このようにエゴに 満ちたものではけっしてない。 魂の底から沸き起こる、元気・やる気・本気といわれる 「気」が充満し、誰かの笑顔が見たいのみで 行動に結びつく本のことをいうのだ。 そういう意味では、いま本当の啓発がとても必要な時代だと思う。 ぜひ、「母さんのコロッケ」と合わせて読んでいただきたい 一冊です。•

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  • モデル: 4334927622
  • メーカー: 光文社


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