メメント・モリ 心に死生観を刻むのだ! [4883204480] :
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メメント・モリ 心に死生観を刻むのだ!

1,944円

藤原新也著  さてこの『メメント・モリ』のメメント・モリとは、ラテン語で「自分はいつか必ず死ぬことを忘れるな」という警句です。 最初のページをめくるとこんな一行から始まります。 「ちょっとそこのあんた 顔がないですよ」そして次のページにこう続く。「いのち、が見えない。生きていることの中心(コア)がなくなって、ふわふわと綿菓子のように軽く甘く、口で噛むとシュッと溶けてなさけない。死ぬことも見えない。(中略)本当の死が見えないと本当の生も生きられない。等身大の実物の生活をするためには、等身大の実物の生死を感じる意識をたかめなくてはならない」とと藤原さんの文章は続きながら、藤原新也さんの撮影した極彩色のカラー写真と短いが鬼気迫るコピーが添えられています。例えば、インドのガンジス川の川岸だろうか、川岸にはぼろぼろの布に包まれた男の屍。その写真には「祭りの日の聖地で印をむすんで死ぬなんて、なんとダンディなヤツだ。」と。74ページのカラー写真が人だけではなく、動物や植物、森羅万象を通して「メメント・モリ」を惜しみなく訴えてくる。死生観を心に刻むためにも、ぜひこの一冊を読んでほしい。 ちなみに『魂の燃焼へ』の冒頭で執行先生が「日本からおもしろい顔がなくなった」と語り、また「生命の価値は死を考えないと出てこないっていうのもわかるんだ」と死生観をもつことを幾度も『魂の燃焼へ』のなかで執行先生は訴えています。まさに藤原新也さんといわんとしている「顔がない」と「死生観」にも通じてくるのです。 この『メメント・モリ』は1983年に発売。それから25年後の2008年に「21世紀エディション」として新たな写真とコピー加えられ発売されました。

  • モデル: 4883204480
  • メーカー: 三五館


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