言志四録の人間学---苦しみとの向き合い方「戦う」か「逃げる」か [4569826257] :
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言志四録の人間学---苦しみとの向き合い方「戦う」か「逃げる」か

1,728円

神渡良平著◆「闘争」と「逃走」とが同じ音をなすとははたして偶然だろうか。人間はそもそも何か自分の生命や存在が危機に陥った時、「戦う」か「逃げる」かのどちらか二つの道を選ぶ。その本能が人間が古代から生き延びてきた理由だ。しかし、どちらの道を選んだとしてもとてつもなくエネルギーを要する。いま、簡単便利サルでもわかるで育てられた現代人に道を選択できる力が残っているだろうか?「天はなぜ自分をこの世に生みだし、何の用をさせようとするのか。自分はすでに天の物であるからには、必ず天から命ぜられた役目があるはずだ。その天の役目をつつしんで果たさなければ、必ず天罰を受けるだろう」……幕末の武士たちに競うように読まれた佐藤一斎の名著『言志四録』の一説である。現代人は、ここに表わされたような「人生の意味」について考えることを忘れ、日々をカネと栄達のために生きるのが当たり前になってしまった。だが、追い求めるカネや栄誉にありつける人は少ない。だからおのずと、「人生が苦しく」なる。加えて、病気になったり挫折したりすれば、立ち直れなくなってしまう。受験勉強に明け暮れ、よい本も読まず、プラグマティックな人生には、「人間学」がない。現代ほど、「人間学」を学び直さねばならない時代はないだろう。本書では、さまざまな人物の「苦しみとの対峙の仕方」を通じて、人生の不可欠事を説く。

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